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8.19 徳風苑徒然だより

親和寮職員の思い

8.19  徳風苑徒然だより

 数か月在寮していた寮生が退寮しました。その方は個性的な方で、在寮時に職員に心を開くことなく殻に閉じこもり孤独感を漂わせていました。職員が話しかけてもあまり返答もなく、職員全員が対応に懊悩していました。その後、その方と会う機会があり、最初は不貞腐れていたようにも感じたのですが、本心で会話をするうちに職員の心が通じたのか、その方は涙を流しました。そして最後には「これからもよろしくお願いします。」と頭を下げたのです。まさに水滴石穿の精神が通じた思いでした。私たち職員はどのような場面においても決して寮生を見放しませんし、もちろん退寮した寮生にも万全の態勢でアフターフォローをします。電話があれば一緒に考えます。
 その方の涙に今までの努力が少し報われたのかと思うと、また頑張ろうと更生保護に対する意欲が高まりました。

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